社会福祉士は副業でも稼げるか?50代主婦が決心した理由は薄給だった

介護福祉士や社会福祉士は、介護業界を志す者にとっては必須の資格と言えますね。

しかも、介護業界では資格を取得したら確実にキャリアアップしていける特典付きですから、チャレンジしない手はない!

僕自身、介護施設で採用担当やっている時に、社会福祉士の資格に興味を持ちスクールの資料を取り寄せたりしましたが、結局挫折。

理由は、大学に通ってレポートや実習をこなさなければならないハードル。さすがに、働きながらはキツいなって思いましたね。

パートの給料に我慢できず社会福祉士になった専業主婦

はじめまして!10年前まで専業主婦でしたが、流行の介護業界にパートとして飛び込み、今では介護福祉士・社会福祉士となり、正社員として生き残っているアラフィフ女子の原田です。

実際に役に立った資格は、介護福祉士ではなく社会福祉士。

介護福祉士の受験資格は、実務経験3年を経過しないと得られなくて、しかもその3年は540日以上なので、単純計算で1ヶ月のうちの15日は働かなければ最速で受験することはできません。

これは、なんぼ時給が安くても、主婦として扶養範囲で働いている身にはキツかったですね。おしいところで足りず、結局、介護福祉士になるまでに4年がかかってしまいました。

試験自体は簡単なのですけどね…。

そして、そんなに時間をかけて得た資格なのに、上がった時給は50円。

ずっこけましたね、正直。

でも私はめげませんでした。もう、年齢も年齢なので、早いうちにこの業界で最高峰の資格を取ってしまおうと、社会福祉士を目指しました。

こちらは最短2年で取得でき、今では正社員となり年収300万円ちょいとなりました。

ちょっと!今笑ったアナタ!そりゃ、最盛期の半分位の年収ですよ。

でも、一旦身を引いたアラフィフ女子が、正社員になれる夢を実現できるのが介護業界の良いところ!

パートのままだったら、扶養範囲を超えて働いても、せいぜい180万円くらいが関の山ですよね?

仕事の内容は、パートでも正社員でも正直キツイ!しかも、毎月研修等の報告書やレポートを山のように書かなければならない。

決して単純労働ではないのに、報酬は低い、何故かオムツ交換ばかりしているイメージのこの業界で難なく泳ぎきるには、やはり「自分を常にバージョンアップすることが必要」を強く実感しています。

社会福祉士になるには大学で2年間勉強する必要がある

社会福祉士の受験資格を得るには、2年間大学で福祉の勉強をすることが必要。

私は、家から最も近く費用も最も抑えられる、神戸親和女子大学の通信教育学部福祉臨床学科に入学。

もちろん働きながらです。

これがまた厳しくて。入学してから、読まなければならない教科書の量と、提出しなければならないレポートの量に愕然。

冗談ではなく、「大学って、こんなに勉強するところだったかな?」と、しばらくは途方に暮れてしまいました。

でも、きっちり2年で卒業しなければ、余分な費用が発生してしまうので、それは困る。途中から目を覚まし、教科書を読みまくり、レポートを書きまくりました。

スクーリングは、唯一他の学友の皆さんと接するチャンスで楽しかったのですが、これも最後にテストがあるので、落としたらまた1万円とかかかるので、それはもう必死でしたね。

講義中に寝てる人なんて、一人もいませんでしたよ。

ほとんどは、仕事が休みの日に家でコツコツと教科書を読み、レポートを書く日々でした。1ヶ月に10本・20本は普通に書いていましたね。

もちろんスランプの時もありましたが、LINEで友達と「手に神が宿った!!」などと冗談を言ったり、励まし合ったりしながら乗り越えることができました。友人の中には、激務をこなす看護師さんもいて、そのバイタリティにはとても励まされたものです。

もちろん、家族が家事などの面で協力してくれたことは、感謝しかありません。

また、下の子供がつられて勉強をするようになったうれしいサブリミナル効果も嬉しい悲鳴でしたね。

社会福祉士の資格取得に要した費用は2年間で50万円

大学の通信教育は、3年次に編入したので、2年間で50万円前後でした。通学の場合は、1年で済む養成所もありますが、学費は1年間で100万円が標準なので、その半分の費用でいけることですね。

通信教育で2年間勉強すると、1年あたり25万円ほど、1ヶ月あたりに換算すると2万円ちょい…なので、スクーリングや実習のときの交通費を加算しても、そんなに無茶な金額ではありませんでしたが、パートの身には正直キツかった!

だからこそ、どの科目も一発で合格しようと必死で猛勉強しましたね。

1科目を修了するときの試験やスクーリングの試験を落とすと、5千円から1万5千円ほど余分に費用がかかるので、もう必死。

スクーリングで一緒になった人に、勉強の仕方やキーワードをいろいろ聞いてみたり、情報収集にも余念がありませんでした。

家事と子育てとパートと勉強。

時間的には全く余裕はなく、とても苦しかったのですが、そのおかげで家庭や仕事では効率化を図ることができましたし、丁度良い節目となったと自分では満足しています。

来る日も来る日もレポートを書いていたので、職場で企画書・報告書などを作成することが「なんだ、これくらい!」と全く苦でなくなりましたね。

これは、書き物が意外と多い介護業界では、とても大切なことなんです。これが嫌で辞めていく人が結構いるんですよ、実際。

社会福祉士は社会人でも取得できるが頑張る必要がある

社会福祉士の試験は社会福祉士の試験同様、6割ほどの得点率で合格ライン。大学受験の勉強を経験した人にとっては、さほど難しい資格試験ではありません。

なので、資格試験よりも、受験資格を得るためにどれほど効率よく大学なり養成校での勉強を修了するかが鍵になりますね。

けれども、効率ばかりを追い求めていると、せっかくの2度目の学生生活が味気ないものになり、得るものも最小限になってしまうことでしょう。

また、私はいま高齢者分野の施設で働いていますが、社会福祉士の資格はどちらかと言えば障害者福祉の分野で本領を発揮します。

長く同じ高齢者施設にいて、間延びしてしまったなと感じる人は、社会福祉士の資格を得れば、障害者福祉、特に最近増えてきた就労支援施設に転職するチャンスも高まるでしょう。

いずれにせよ、社会福祉の道を選ぶ人は、たいていの場合懐が深く、良い人が多いなって私の感想です。

社会福祉の現場のキーワードは、協働です。

どうか、勤勉・勤労でよい人に沢山巡り会い、励まし合い、社会福祉の様々な分野のことを知り、ストレスフルで薄給の仕事に彩りを添えて生き残って下さい。

私は今、とても充実した日々を送っています。

社会福祉士を取って介護の世界で一旗揚げる50代主婦

最後に要点を纏めておきますので参考にしてください。

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中々バイタリティのある肝っ玉母さんでしたね。

社会福祉士の資格は、通学ありーの、レポートや実習ありーので中々大変ですが、福祉分野のお仕事はまだまだ需要があるので、時間を確保できる方は是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

未知なる福祉の世界、見地が広がりますよ。

万が一の場合に備えて別の収入源を確保しておきませんか?