三井住友銀行を退職して年収250万円になった日本語教師は負け組か?

夢を追いかけるのは中々容易ではありませんよね?

ましてや、社会人になると、仕事がありますから中々時間を割くことが出来ない。

そのうちに、夢って何だったのかさえ忘れ家庭を持ち定年を迎える。そんなありきたりの人生に我慢することができず、夢を追いかけ日本語教師になってしまった女性がいます。

外国の方と仲良くなり日本語を教えたい気持ちに駆らる

こんにちは!10年間三井住友銀行に勤め、退職して現在アメリカに住んでいます。

現在は専業主婦の傍ら、日本語学習者への教材作りで副業を目指しています! 

私が取得した資格は、日本語教師養成講座420時間終了過程です。日本語教師になるために教育実習やテスト、そして6ヶ月間の講座をすべて終了したことが何よりも実際に役に立ったんです。

大学で英語を学びTOEICの点数も900点以上。

そんな私は、大手メガバンクの三井住友銀行に入行。ゴールデンウィークや夏季休暇を利用しては海外へ飛び出す日々を送っていました。

そんな中、外国の方々と仲良くするうちに、日本に興味を持ってくれる人たちに日本語を教えることができたら、どんなに楽しいことだろうかと、いつかはやってみたいものとしてずっと頭にありました。

日本に帰国してからもずっとその夢を諦めることができず、当時ずっと勤めていた三井住友銀行を思い切って退職しました。

両親には、やはり嫌な顔をされましたね。いい大学に行って、いい会社に入るのが子の勤めだったように感じます。

そういう期待を全部裏切った形ではありましたから…。

6カ月間フルタイムで学校に行く集中型の講座ではありましたが、もちろん夜間コースもあったので仕事と両立することはいくらでもできました。

しかし私は何かを始めると、他との両立は難しいのがはじめからわかっていたので退職することにし、勉強することに集中することを選んだのです。

結果、それはそれで良かったと今では思っています。

ただ、日本語教師は給料があまりよくなく、仕事量に全く比例していないのが問題ではありますね。

毎回の授業に使用する教材づくりは相当な時間が必要ですし、学校が終わってから寝るまでの間はすべて教材づくりと自分の時間はほぼ皆無。

寝る間も惜しんで教材づくりをしなければ追いつかないのが現業なので、これ一本で生計を立てようと思うと、しっかりとした計画が必要になってきます。

でもそういった環境で出会う同僚とは、深い絆でつながることができますし、生徒一人ひとりの成長を見るのが何よりもやりがいにつながって楽しく仕事ができるのは確かです。

日本語教師になるためなんと三井住友銀行を退職した

私はずっと勤務していた会社を退職し、昼間の講座に通いました。

IAY日本語学校の日本語教師養成講座に、朝9時~16時くらいのフルタイム参戦の毎日でしたね。

音声学や日本語の歴史、文法など様々な講座にその道で著名な先生方が教えに来てくださり大変役に立つ講義をしてくださりました。

その中でも、私が最も辛かったのは実技の講座。

定期的に行われる実習のために、講座の構成を自分ですべて考えそれに使用する教材もすべて自分で作成しなければなりません。

どんな質問をされても正確に答えなければなりませんので、そのための予習もしっかりと行ってから実習に入り。

日本語教師になりたい仲間が実際に私の講座の生徒役として、むずかしい質問をすることでお互いの勉強にもなりますし、自分の成長にもつなげることができましたね。

毎日授業が終わってからも、分からなかったことを先生に質問したり、次の授業のために仲間で居残りして勉強をしたりと、今までで一番勉強した期間でした。

何よりも辛かったのは学校に通っている間は、学生時代の友達や前の職場の友人と一切会える時間がなかったこと。

心の中では会いたいのですが、その時間があったら次の日の実習のための教材づくりに充てることができますから。

また当時は両親と同居していましたが、話をするのは食事の時くらいでした。食事を済ませれば当然自分の部屋にこもって、予習をすることに精一杯でした。 

日本語教師をあんなに反対していた両親でしたが、私が時間を惜しんで勉強している姿を見て、少し寛容になってくれた気がします。

日本語教師養成講座にかかった費用は1年間で50万円

この日本語教師養成講座は、前払いで1年間50万円でした。しかし、国の教育給付金制度を利用すれば、35万円程で受講できたのを覚えています。

資格取得には、昼間のコースで6か月間かかります。

学校自体で学習する時間は420時間ではありますが、学校の授業以外で費やした時間は計りしれません。

授業後の居残り、カフェでの復讐や予習、家に帰ってからは実習の教材づくりと恐らく1,000時間はくだらないのはないでしょうか?

朝から夕方の勉強についていくためには、自分でしっかりとした意識を持って勉強をしなければなりませんでしたから、本当に辛い6カ月間でしたね。

でもそれもすべては自分がやりたいと決めたことだったので、6か月間の限られた時間、しっかりと強い意志を持って続けました。

費用も安いものではないので、援助制度をしっかりと調べて、少しでも費用が抑えられる方法を考えると良いですよね。

私は前に勤めていた会社を退職し、ハローワークで失業保険をもらいながら講座を受講しておりましたし、実家に住んでいたので経済的には問題はありませんでしたね。

安心して講座を受講し、勉学に励むことができましたのも両親のお陰と今でも感謝しています。人生の中でこんなに勉強をしたことがないくらい勉強をしたので、こういった辛い経験も一生に一度はあってよいのかな?

日本語教師になるには基礎からしっかり学ぶ必要がある

日本語教師になりたいと考える上で、日本人だから誰にでもなれる!と思っている方もいらっしゃいますが、そんなに簡単なことではありません。

日本人の私たちでも、外国の方にこれはどうしてこうなるの?と聞かれてもしっかりと答えられる人はどのくらいいるでしょうか?

日本語教師になるべく、しっかりと勉強してみると、改めて自分が日常で使っている母語を理解していなかったように感じました。

赤ん坊の頃から自然に耳にして日本語を話している我々にとって、頭ではわかっているけれど、それをしっかりと相手に伝えることは実はとても難しいこと。

日本語がネイティブだからと言っても、それを伝える教授法を学ばなければいけませんし、間違ったことを教えたら、学習者がそのまま覚えてしまいます。

準備をすることももちろん大変ですし、覚えなければならないことが沢山あるので、通学している間も、学校が修了した後もやらなければならないことはたくさんあります。

でも、そういった大変な時間を過ごしたからこそ得るものは、たくさんあります。

一緒に学んだ同級生は一生の仲間になりますし、これから海外へ行って日本語教師として活躍したいと考えている人は、日本語教師としての給料は大変低いので、そのこともしっかりと考えるのが良いでしょう。

メガバンクを退職して年収250万円の日本語教師の話

最後に要点を纏めておくので参考にしてください。

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彼女自身、今の生活の方が性に合っていると満足のようです。

夢のためとはいえ、誰でも入れるわけじゃない三井住友銀行を退職したのは思いきりましたね。

あなたは夢のため、何かを捨てる覚悟はありますか?