費用は総額150万円!50代が挑んだ中小企業診断士は就職に有利だった

超難関国家試験を始め、試験勉強には、1,000時間ルールをご存知でしょうか?

これは、1,000時間勉強したら、取り敢えずは舞台に上がれる基準で、資格スクールに通い始めると必ず聞く言葉。

しかもこの1,000時間ルール、講座を受ける時間は含まず、それ以外の自習の時間を指す方も、少なからずいらっしゃる。だとすれば、とてつもない時間が必要になってきますよね?

生きている実感が欲しくて中小企業診断士にチャレンジ

はじめまして!現在教員として働いている田中と申します。

中小企業診断士資格を取った後、営業職から転職し今は情報系の専門学校で経営関連科目を教えている現在56歳のおじさんです。

営業時代に4年ほどかけて取得したのは、中小企業診断士。

この資格が、今の教務の仕事に就く際に実際に役に立ったので紹介します。

今の専門学校に転職する際に、職種としては広報(営業)と、就職(営業)と、教務(教員)がありました。

私としては教務の仕事がしたかったのですが、学生向けの教育の経験が無かったために、広報(営業)と就職(営業)の希望で応募しました。

しかし、面接の際に、「教務も出来るんじぁないの?中小企業診断士持ってるし!」とアドバイスを受け、奇跡的に第一希望の教職に就くことができました。

求人の募集要項に「30歳くらいまで」って件があったにもかかわらず、ずうずうしくも私は42歳の時に採用試験を受けた形です。

普通だったら、履歴書さえ読んでくれないのに、面接まで行けたのは中小企業診断士の資格を持っていたからでしょうね。

今は、中小企業診断士の知識を活かして、経営関連の学科の学生に対して、リテールマーケティング(販売士)検定の資格取得指導や、卒業研究の一環として、専門学校生同士が競うビジネスプランコンテストに提出する事業計画書の指導を行っています。

将来創業したいと考えている学生や、親が事業をしていて将来は継ぐ予定の学生が多いので、学校で学んだことがダイレクトに活かせる感じですね。

収入で言うと、前職の営業時代に取得しましたが、月あたり1万円の資格手当てを貰えました。専門学校の教務職になってからは、年間100万円くらい収入がアップしました。

教務職としてはまだ実績を出していないのに、100万円もアップしてもらえたのは、やはり資格のネームバリューだと感じています。

通信講座では中小企業診断士の問題すら理解不能だった

営業職時代に、まず企業経営通信学院の通信講座を始めました。

しかし、学習ボリュームの多さに圧倒され、充分な学習が出来ないまま一次試験を受験。

見事惨敗でした。

問題の意図すら全く理解できなかった私は、このままではまずいと思い、次は企業経営通信学院の通学講座に通いました。通学講座では、同じ志を持つ者同士、お互いに大いに刺激になりました。

1年目にして幸運にも一次試験に合格し、その年の2次試験を受験しましたがあえなく不合格。

そんなに甘い世界ではありませんでしたね。

2次試験は、1次試験で培った知識を元に、事例に応じて経営戦略を具体的に提案する能力が求められますから、全く別次元の学習が必要になるのです。

そこで私は、2次試験対策で有名な、TBC受験研究会で勉強することにしました。

TBCは、アウトプット方式ってやり方で、先ず試験をしてその結果を振り返りながらインプットする特にユニークな学習方法でした。

最初の年は、なかなかその学習スタイルについて行けず成績が伸びません。

結果、その年の2次試験も不合格。

正直もう後がないなと思い、次の受験を最後と決め、背水の陣で残り1年限りの学習を開始しました。

20人くらいいた受講生の中で、成績的にほとんど私は最下位をキープしていましたが、1年かけて一人ひとりぐらいは抜いていってやろうと考え再挑戦。この講座で上位に入っておけば、ほぼ合格できる信念があったからです。

その結果、やっと合格を勝ち取ることが出来ました。

中小企業診断士の取得にかかった費用は150万円以上

中小企業診断士の受験費用は、最初の通信講座は5万円くらい。

そして、1次の通学講座は年間20万円くらい、2次も同様でしたね。その他オプションとしての模擬試験代や、特別集中講座で年間3万円~4万円必要でした。

通学の際は、北九州から福岡まで通ったために、交通費だけでも数万円はかかっていました総計にすると、75万円くらいかかったと記憶しています。

交通費はいくらかかったのか、怖くて集計できませんでしたね。

諸経費は結構かかりましたが、自分への投資ですからまぁ不満はありませんね。

それどころか、通っていたTBCから資格取得後すぐに、中小企業診断士の1次試験対策講座講師のオファーをいただき、尚且つ中小企業診断協会から執筆の仕事を複数紹介いただくことができました。

資格取得初年度から数10万円の収入もあり、本業の年収もアップしたためすぐに費用回収できて大喜びです。

学習時間的に、初年度は通信で180時間くらい、2年目は700時間、3年目は1,000時間、4年目は1,200時間で、トータルで3,000時間くらい勉強しましたねぇ。

自分が勉強するのは、自分のためで仕方ないんですが、嫁と結婚してからほぼずっと土日は勉強ばかりしてましたから、嫁は途中からやや機嫌が悪くなりましたねぇ。

親からも「いい加減にしなさい」と言われて、ちょっと辛かったかなぁ。

今考えると、申し訳ない気持ちで一杯ですが、結果的に給料も上がったし、今では嫁も「良かったねぇ」と言ってくれてホッとしています。

中小企業診断士に挑戦するサラリーマンは基礎を学ぼう

中小企業診断士は超難関資格ですが、取ってからのリターンやメリットが多くて取ってよかったなぁとつくづく思います。

弁護士や医師、税理士、会計士の資格と違い、中小企業診断士には独占業務がありません。

いわゆる実力次第の資格ですね。

コンサルタントは、そもそも資格など要らない世界ですが、中小企業診断士の資格を取ろうとする人は多くいます。「経営のことを一通り勉強したんだ!」と言う自信が生まれるからでしょうか?

一般企業にいても資格手当が貰えたり、どんな部署に行っても活用できるし、仕事に自信が生まれます。

中小企業診断士は、活用分野が無限大と言うのが魅力ですね。

この資格に合格するポイントは、1にも2にも、素直さです。受験生は大体30~60代のおじさんが多いようですが、社会人経験が長ければ長いほど、自分の経験を元に解答したがります。

特に2次試験の事例問題は、みんなメチャメチャ苦しみますね。

問題の与件を無視して、自分の経験から出た戦略を提案したがります。ですが、自分のキャリアは一旦白紙にして、素直に問題文を読んでシンプルに解答するようにすることがコツですね。

私はこれに気付くのに、3年かかってしまいました。

合格者は少ないけれど、学生の中にもストレートで合格する人は根っから素直なタイプが多いですね。

これから目指す人は、特に素直になることを肝に銘じて頑張ってくださいね!

50代が挑んだ中小企業診断士の費用は総額150万円

最後に要点を纏めておきますので参考にしてください。

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3,000時間以上も費やして、最後の最後まで諦めなかったオッサンの根性には敬意を表するべきですよね。

超難関と呼ばれる資格を取得すれば、バラ色の人生が待っています。是非、最後まで諦めずに挑んでみてください。